打合せは「定期的に行い、記録を残す」

2011.09.30

「堅いことは言いませんよ、必要なときに声を掛けてください」「お互いに忙しいから適当なときにこっちから出向きます」などと言われ、そのときは全然変だとは思わなかった、とトラブルの渦中にいる人は異口同音に言います。そのあげく、システムキッチンの色が違うの、寝室の壁クロスに品位がないの、便所に手摺がついていないの、床には段差がついているのと揉めることになるのです。これを未然に防止する方法は、いま言った現場打合せを定期的に行い、記録を残す以外にありません。なぜ定期的なのかといえば、発注者も請負人も建物完成までの予定をあらかじめつくれるからです。その都度方式では、両者の都合がかみ合わず、不十分な話し合いしかできません。「仕事の都合で毎週水曜日にさせてもらいます。とくに問題がなくても水曜日の午後1時からは現場に伺います」という具合にしておけば会合を確実なものにできます。また、定期的に現場に行き、証拠として写真にも撮っておけば、裁判に勝つ可能性が高くなるわけです。さらに、こうした定期的な現場訪問は、証拠を残すという目的以外にもっと大切な、工事人とのコミュニケーションを図ることにもつながります。これによって裁判を起こさなくてもよい住まいができる可能性がグンと膨らむのです。

[参考情報]
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